フリーランストラブル110って知ってる？無料で弁護士に相談できる安心の窓口を徹底解説！

フリーランスとして働く中で、契約や報酬に関するトラブルに直面することは少なくありません。そんなとき、頼りになるのが「フリーランストラブル110」です。このサービスは、フリーランスや個人事業主が無料で弁護士に相談できる窓口として、多くの方々に利用されています。本記事では、フリーランストラブル110の概要や利用方法、相談できる内容について詳しく解説します。

フリーランストラブル110とは？

フリーランストラブル110は、厚生労働省の委託を受けて第二東京弁護士会が運営する、フリーランスや個人事業主向けの無料法律相談窓口です。契約の曖昧さや報酬未払い、ハラスメントなど、仕事上のトラブルに関して、弁護士が無料で相談に応じてくれます。

どんな人が利用できるの？

このサービスは、以下のような方々が対象です：

フリーランスや個人事業主で、従業員を雇っていない方（法人化していても「一人会社」であれば対象）
例：エンジニア、デザイナー、ライター、トラック運転手、フォトグラファー、ハンドメイド作家など

ただし、フリーランスが発注者となった際のトラブルや、契約書や請求書の作成は対象外です。

どんな相談ができるの？

フリーランストラブル110では、以下のような相談が可能です：

契約内容が不明確で、報酬がはっきりしない
口頭でのやりとりばかりで契約書を作ってくれない
報酬の未払い、減額、遅延
納品後に発注者と連絡が取れない
暴言・暴力などのパワハラ行為
セクハラ行為を強要される

また、必要に応じて「和解あっせん手続き」も無料で利用できます。

相談方法は？

フリーランストラブル110への相談方法は以下の通りです：

電話：0120-532-110（平日9:30～16:30）
メール：公式サイトの問い合わせフォームから
対面・Web（ビデオ通話）：予約制で対応可能

相談は匿名でも可能で、秘密は厳守されます。また、必要に応じて「和解あっせん手続き」も無料で利用できます。

使った人の体験や感想や口コミ

「フリーランス・トラブル110番」を実際に利用した方々の体験談や口コミをまとめました。利用者の声からは、サービスの有用性や注意点が見えてきます。

イラストの無断使用に対する相談

イラストレーターの方が、自身の作品が無断で使用された問題で相談しました。弁護士からは「和解あっせん」を勧められ、必要書類を提出したところ、約10日後に仲裁センターから連絡がありました。相手企業が話し合いに応じるかどうかは不明でしたが、無料で弁護士が間に入ってくれる点に安心感を持ったとのことです。

クライアントとの契約解除の相談

業務委託契約に関するトラブルで相談した方は、契約内容に不明瞭な点が多く、不安を感じていました。フリーランス・トラブル110番に相談したところ、弁護士から「典型的な契約書」との指摘を受け、契約解除の方向で進めることができました。

電話相談の体験

電話での相談を行った方は、事前に相談内容を整理しておいたことで、15分という短い時間でも有意義なアドバイスを受けることができました。弁護士からは「酷い契約書なので、萎縮する必要はない」との言葉をもらい、安心感を得たとのことです。

メール相談の体験

メールで相談した方は、初回の返信が4日後、その後のやり取りは1日ごとに返信がありました。弁護士からの丁寧なアドバイスにより、和解あっせんや裁判を行わずに問題を解決することができました。無料で何度も相談できる点が心強かったとのことです。

まとめ

「フリーランス・トラブル110番」は、フリーランスや個人事業主が直面する様々なトラブルに対して、無料で弁護士に相談できる心強いサービスです。利用者の声からは、迅速で丁寧な対応や、専門的なアドバイスが得られることが伺えます。トラブルに直面した際は、一人で悩まず、まずは相談してみることをおすすめします。